top of page

OUR guidelines

deerimage2.jpg

鹿と狼と生態系

鹿が増え続けたら、生態系にどんな影響がでるのか?

wolfimage.jpg

狼は肉食動物ではありますが、主に小型動物であるウサギやネズミなどを食べていました。

 

小動物のほか、狼は鹿を食べることもあったので昔は生態系のバランスが保たれていました。

明治時代以降、狼が日本で絶滅した事で鹿を捕食する存在がいなくなりました。

forestimage.jpg

鹿の死因の一つに、雪による餓死がありましたが、地球温暖化により冬を越す個体が増えました。

狼が絶滅した事や、温暖化などさまざまな要因が重なったことで生態系のバランスが崩れ、鹿の生息数が増えました。

増えた鹿が山の草を食い尽くし、土がむき出しの斜面では、激しい土壌流出を招き、酷い場合は山崩れを起こすことも。

鹿が増え続けることで生態系だけでなく環境にも影響がでてしまいます。これらの実態があるものの鹿が一方的に悪者ではありません。

guideline_image2.jpg

獣害といわれていますが、そう捉えているのはあくまで人間の目線です。

捕獲された年間100万頭を超える野生動物の9割以上が活用されないまま、埋設処分などで廃棄されています。

​残り1割も限られた部位以外は、需要がなく鹿丸ごとを活かせていないのが現実です。

oodaigaharaimage2.jpg

獣害として鹿を駆除する目的で捕獲するのではなく、新しい生態系をつくるための収獲と捉えています。

 

いのちを余すことなくいただき、食肉、ペットフード、革の加工を、収穫から製造・販売まで一貫して行っています。

 

 

絶滅した狼の代わりに「還元する狼」として生態系と社会を繋ぐ架け橋となり、命の循環を促します。

20201020_Yamatoaru_0358-2.jpg

収獲のガイドライン

OUR guidelines

生態バランスに近づけるための収獲

弊社では獣害だからとただ闇雲に鹿を乱獲するのではなく、本来の適正な鹿の生息数に近づく事を大切にし、鹿の捕獲数のガイドラインを設けております。

約189万頭

鹿の頭数

(2019年度)

3〜5頭/km²

目標個体数

(2019年度)

27.3頭/km²

​推定生息数

京都府

2018年

目標個体数の約7倍

現在の個体数

(目標個体数を3〜5の間の4とした場合)

まずは適正の個体数に近づける

今ココ

目指すのは 適正の個体数の維持

現在の鹿の数は、約189万頭(2019年度)。メスは一歳から妊娠をしはじめて、二歳以上は約80%が妊娠するため、掘っておくと毎年自然に20%くらいづつ増えていきます。ニホンジカの自然増加率は約1.3倍づつ鹿が増えていきます。

自然植生にあまり目立った影響がでない鹿の密度は、平均で3~5頭/km²以下とされています。

弊社の拠点となる京都府笠置町の推定生息数は281頭で、生息密度が14.8頭と、目標個体数の2.96倍となっています。

【駆除】では無く【収穫】と捉え、Circle Of Life (命の輪)COLstyleとして、
生態系におけるニホンオオカミの役割を果たし、生物多様性と地域社会の発展を支える想いを
3人の創業者を3匹のオオカミ見立て、循環するサイクルをマークにしました。
 

bottom of page